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この記事では、ワールドトリガーの「小南桐絵」のSS作品を紹介します。SS好きの方からおすすめを紹介してもらったものをまとめてみました。
紹介して頂いた読者の方のコメントなども記載しているので、そちらも参考に気になる作品があればぜひ一度読んでみてくださいね!
ワールドトリガー/とりこな
本部でバッタリと出くわした木虎に断られ覚悟で稽古をお願いできないか頼むと、珍しく二つ返事で受けてくれた。その代わりに、と切り出されたのは意外な一言だった。
「ちょっと! 大きな声出さないでよ!」
「いや、すまん……」
とりあえず謝る。すっかり木虎に対して下手に出る癖がついてしまっていた。
読者コメント
小南桐絵のツンデレっぽい可愛さが堪らない作品でした。
何にもなれない
私は、いつも2番目だった。姉妹の中で私は2番目に生まれた。クラスで2番目に背が高かった。学年で2番目に賢かった。学年で2番目にスポーツができた。学年で2番目に字が上手かった。学年で2番目に絵が上手だった。
読者コメント
2番手に悩む夢主視点から見た小南の凄さ。着眼点が素晴らしいです。
からすまきょうすけのかのじょ
ずっと片思いをし続け、そこそこモテる彼女に近づく男を牽制し続け、外堀を埋めに埋め、鈍感な彼女に自分の存在をそれとなくアピールし続け、チームメイトでもなく、家族でも弟でもなく、異性として意識させ、ようやく他の男達より頭一つ抜きん出たところから、更に如何に自分が交際相手として好物件であるかをそれとなく売り込み、最後の最後のトドメの一手で告白して、交際の了承を得た恋人がいる。
読者コメント
恋愛に鈍感な小南の性格が上手く表現されていました。
ライバルだった
桐絵は強い。認めたくはないけれど、私と桐絵が個人ランク戦をやると毎回負ける。それでも4-6、たった2本しか負けていない。
桐絵は優しい。言いたいことをすぐ言えて、どんな人よりも素直で、まっすぐで、優しい。
読者コメント
夢主視点の物語。小南の涙の描写が秀逸で、思わず映像が頭に浮かびました。
もしかしたらこんな未来も
あと、提携をしていないけど、ボーダーの隊員が複数名在籍するのも特徴といえる。
あなたの学校はどんな所? と聞かれたら、あたしはそう答える。
このクラスにも一人、ボーダーの隊員がいる。
読者コメント
双方の視点から物語が展開していき、特にラストの一文が素晴らしかったです。
どうかきれいな頬をして
昨夜からずっと降り続けていて、朝になった今も止もうとする気配はない。
空気が当然のように湿り気を帯びていて、戸を閉めている中にもうっそりとした空気は同じだった。
迅は臥せっていた。
ぜえぜえと濁った呼吸を繰り返す。息を吐く度に痛みが走り肺が潰れてしまいそうだと小南は思う。
読者コメント
肺炎を起こした迅と看病する小南。かなりシリアスな物語でした。
敵の敵は味方になるらしい
多くの隊員たちで賑わうこの空間では、様々な会話が行き交う。やれ、「きな粉を溢しまくって基地内できな粉餅が禁止にされた人がいる」とか、「炒飯で人を殺すA級がいる」みたいな、信憑性の欠片もないようなものばかりだが、これが存外盛り上がるのだ。隊員はほとんどが学生であり、その手のうわさ話に興味を示しがちな年頃。
読者コメント
嫌がらせが趣味のオリ主と小南の絡みが新鮮で面白かったです。
いつもと同じ、いつもと違う朝
背中を力なくベッドに預け、瞼を閉ざすこの時間はどんな時間と比べても比較できないほど快適で、安心できるものだ。
気遣う必要もなく、情報を処理する事もなく、ただ安らぎを満喫できるこの時間がいとおしい。
少女が今日もいつもの安眠を満喫していると。
読者コメント
小南含めボーダー隊員の日常が垣間見える作品で、ほっこりしました。
鋼鉄の鶯
幼い頃から病弱な身体で、一日中ベッドの上での生活だった。やる事と言えば、四方に切り取られた景色を眺める事や、学校の宿題をやるぐらいだった。一度、花火を見たくてベッドから降りて、近くの窓まで歩こうとしたが、十歩も歩けずに倒れた。
学校に殆ど出席した事がないのだから、見舞いに来てくれる友達なんて一人もいない。
読者コメント
小南に弟が居たという設定は、斬新かつ面白かったです。
結婚を前提に付き合ってください!!
「待ちなさい航!」
「誰が待つか!」
ドタドタと建物の中で鳴る足音。それを1階で聞いている大人たちは「またか」と笑う。
「あんたまたあたしを騙したわね!」
「騙される方が悪いんだ! 小南も学ばねーな! バーカバーカ!」
読者コメント
告白を受けた小南の動揺と可愛さがすごく伝わってきました。
流に身を任せて
今日も日課の素振りが終わった。手を開けて閉じて、自分の感覚が鈍ってない事を感じる。
素振り用の木刀を置き、コップに冷たい水を注いだ。
とくとくとく、と流れ込む水を傍目に、私はこれからの予定を練った。今日は休日、学校もなく、暇といえば暇である。であれば鍛錬を積むのも一興ではあるが、実戦に赴いても良い。
読者コメント
小南に影響を受け変わっていくオリ主が魅力的に描かれていました。
旧ボーダーの帰還者
そんな風に、五年とちょっと前のあたしは精一杯の勇気を振り絞って同い年の好きな男の子に告白のようなものをした。今振り返ってみるとおかしな告白だが、あの頃のあたしと彼は客観的に見ても正直半分ぐらいは付き合っていると言っても過言では無い関係だったし、あいつもこの後「いいよ」と笑顔で言ってくれたのを覚えている。
読者コメント
記憶を失い、痛覚は麻痺状態。主人公の設定からして興味を惹かれました。
小南桐絵の姉は風間隊の万能手!
小「当たり前でしょ!アンタがあたしに勝つなんて百億年早いわよ!!」
烏「またやってるんすか?そういえば今日辺りでしたよね?明梨さんたちが帰ってくるの」
遊「メイリ?」
メイリって誰だ?と一人考える遊真の隣で声を上げたのは
小「とりまる!薬とお湯と…あと車椅子!用意した!?」
読者コメント
小南に姉がいるという設定は、個人的に面白かったです。
小南姉は豆腐メンタルらしい【ワートリ】
「外の方素敵…!!」
「美人さんね、誰かのお姉さんかしら?」
那「ふふ、仲が良いのね」
小「っっっっ…!!!!!」
どうも、みなさん初めまして…!!私、小南(名前)と申します!!!
誕生日は6月27日の19歳、好きな食べ物はショートケーキ、可愛い可愛い妹がいます!!
読者コメント
容姿端麗なのにメンタル弱すぎる小南の姉。キャラ設定が秀逸でした。
それでも俺は君を愛している【小南桐絵】
迅「いやいやもう昼だぞ」
おっす!
俺白木菊
朝が大ッ嫌いな高校生
今は夏休みだからいいけど
いつも道理昼に起きたところだ
『迅!朝ごはんはなんだ?』
迅「昼ごはんはチャーハン」
俺にとっては朝ごはんなんだぜw
迅「取り敢えず降りてこい」
『チャーハンか~レイジさんの作ったのはうまいんだろうなー』
読者コメント
会話劇中心の物語。小南の可愛さも含め、テンポよく読めました。