この記事では、ウマ娘の「アグネスタキオン」のSS作品を紹介します。SS好きの方からおすすめを紹介してもらったものをまとめてみました。
紹介して頂いた読者の方のコメントなども記載しているので、そちらも参考に気になる作品があればぜひ一度読んでみてくださいね!
アグネスタキオン「さくらんぼの柄を口で速く結べる人はキスが上手い?」
「……おや、換気を忘れていたみたいだね」
刺激臭が鼻を刺す。
いつも通りと言えばそれまでだが、これからすることとはいささか相性が悪い。
私は窓を開けて、臭いが消えるのを待った。
幸いまだ昼休みは始まったばかりだ。しっかり堪能……もとい研究をする時間くらいはあるだろう。
読者コメント
甘々な会話。ウブなタキオンの可愛さが一層引き立つ。
好きだってうまく言えないタキオン。
「なんだよ藪から棒に」
欠伸をするアグネスタキオン。彼女は物憂げな瞳で俺を一瞥する。頬杖をついたアンニュイな表情は怪しい魅力を孕んでいるけれど、同時にどこか退屈そうにも見えた。
「先日ネットで有名なウマ娘が元トレーナーと婚姻しただろう。
読者コメント
察しの悪いトレーナーとの会話。もどかしさが良い。
タキオンの顎を撫で続けてみた。
それは、犬や猫の顎を撫で続けていると、次第に自分から顎を差し出してくるようになると言うあれだ。
そして俺は思いついたのだ。
もしかしたらこれは人やウマ娘でも可能なのではと言う事に。
よし、思い立ったらすぐに実験開始だ。
〜〜〜〜〜〜
「お〜い、タキオ〜ン」
読者コメント
会話文と日記形式の文で構成されており、読みやすい。
T「(アマ〇ラの)契約解除しよっと!」
T「…(ア〇プラの)契約解除しよっと!」
T「最近はこれといって見たいもんもないしなぁ」
まじで暇な時間は殆どア〇プラで映画かアニメ見てたし、大体の作品は目を通した。
アベ〇ジャーズとか最高よ。
読者コメント
すれ違い系。トレーナーの性格が愉快で面白い。
その中にあるのは?
私、アグネスタキオンは壁にかかっているカレンダーに視線をやった。
今日は2月の10日。学園内は徐々に騒がしくなっているが……それは10日後あたりに迫ってきたG1レースであるフェブラリーステークスの影響ではなかった。
うら若き乙女の楽しみ、バレンタインデーが迫っているためである。
読者コメント
タキオンがバレンタインチョコを渡す話。心情描写が丁寧。
タキオンのぬいぐるみを愛でるお話
トレーナー室で一人ぬいぐるみを撫でる不審者……もとい私。周囲に誰もいないのをいいことにひたすらなでなでしている。
――ざっくり遡ること昨日の出来事。仕事終わりにゲームセンターに寄ってみたところ、クレーンゲームのプライズに見覚えのあるぱかぷちを見つけ、
読者コメント
女性トレーナーがタキオンを愛でる話。キュンとする。
ふにゃふにゃ下戸タキオンの話
靴を脱ぎ、数歩歩いてドアを開けたところ。
夕食を済ませたのち、近くのコンビニにおつまみを買いに行った十数分間。
たったそれだけで、タキオンはすっかり出来上がっていた。
ベッドに背中を預けてぺたんと座り込み、こちらを見上げてニコニコしている。
読者コメント
酔ったタキオンが甘える話。違和感なく読める。
トレーナーになることにした。3年契約で
まともに職に就くこともなく、日がなギャンブルで小銭稼ぎに明け暮れる毎日。あるいは、酒と煙草に呑んでは呑まれる堕落した生活。人生の落伍者、と辞書で引いたら俺が類語で登場してもおかしくないだろう。
ひと昔前は前途多望な神童だの異才だの呼ばれたものだが、
読者コメント
前世持ちトレーナーの話。上手く転生者の立場を生かしている。
汝、モルモットの毛並みを見よ
の、はずだった。
「やる気が出ない。嫌だなぁ。なんで俺がこんな仕事してるんだろうなぁ」
読者コメント
10万字以上の長編。文字数を感じる事なく読み進められた。
アグネスタキオンは超光速の夢を見るか
やあ、トレーナー君じゃないか。
一体どうしたんだい、こんな時に。
私は今カフェに実験を手伝ってもらうよう説得をしているところなんだが。
ああそうだ!
トレーナー君も手伝ってくれたまえ。
ほら、実験対象は1人より2人のほうがいいだろう?
読者コメント
高クオリティの長編。感動した。毎話の日記が秀逸。
新世代アグネスママオン
ある日の午前中のこと。日曜日だというのに父親は仕事に出かけているし、母親は何やらパソコンに向かって話していたのでダイワスカーレット(6歳)はつまらなくて仕方がなかった。
読者コメント
作者の発想が斬新で面白かった。家族の様子が微笑ましい。
超光速の粒子は、時を越える
そう、かの天才物理学者が提唱した斬新な発想、時間と重力の真実へと迫った物理学の大きな一歩となった理論さ。
ウマ娘の可能性にしか興味はないものと思っていた私も、これには随分と惹きつけられたものだ。
といっても君は1ヨクト光年もこの理論のことを理解していないだろうから、1つ面白い話をしよう。
読者コメント
タイムリープもの。心情描写が丁寧で情景が目に浮かぶ。
アグネスタキオン推しの一般ウマ娘
それは灰被りのお姫様
けれど、ドレスやカボチャの馬車がなくても、
その素敵な翼の音色が響くでしょう。
少女の名前は、『グレイスレーヴン』
ガラスの靴を履いたまま駆け走るエアリアル。
少女は今日も、ターフを踏みしめ──
読者コメント
主人公はオリジナルウマ娘。タキオンとの関係性が良かった。
超光速の証明
その数字が、最速の人間を決める距離である。
陸上競技の枠組み内において、短距離から長距離まで種目はあれど、人間が終始全力で走り続けられる距離となるとかなり限られてくる。
故に人間はこの距離に全力をかける。体を鍛え、理論を学び、センスを磨く。誰もよりも早くゴールするという共通の目的を抱いて。
読者コメント
主人公の設定が面白く今後の展開が楽しみ。描写が丁寧。
【SS】カフェとタキオンが怪奇事件の相談を受ける話
来たる春のG1戦線を前に、熱く情熱を燃やすウマ娘たちの声が遮光カーテンごしに響いている。
青鹿毛のウマ娘、マンハッタンカフェは3年間のトゥインクルシリーズを戦い抜いた日々に思いを馳せた。3年前の今頃は陣営に彼女が加わり、体調のコントロールに追われていたのだったか。
「待たせているんだろう?行かなくていいのかい」
読者コメント
ミステリもの。解決編が目からうろこで関心した。