この記事では、鬼滅の刃の「ぎゆしの」のSS作品を紹介します。SS好きの方からおすすめを紹介してもらったものをまとめてみました。
紹介して頂いた読者の方のコメントなども記載しているので、そちらも参考に気になる作品があればぜひ一度読んでみてくださいね!
ぎゆしの
「冨岡さんっ、しっかりしてください冨岡さんっ!!」
人と鬼と、一千年もの間続いた争いの、最後の決戦。
そう表して相違無い鬼殺隊と鬼舞辻無惨の総力戦は、予期せぬ形で突如幕を開けた。
上下左右が狂った血鬼術の空間に殆どの鬼殺隊士が放り込まれ、
読者コメント
現パロ。ヤンデレしのぶと周囲の混乱ぶりがわかる描写が面白い。
もし、とか、たら、とか、れば、の話
『竈門禰豆子!人間化成功!!繰リ返ス!!竈門禰豆子!!人間化成功ッ!!心置オキ無ナク鬼舞辻無惨ヲ討滅セヨ!!』
その報告に、鬼舞辻が絶望する。
「な、あ―――――――」
好機は今しかない。と、弟弟子が駆け抜ける。
「ヒノカミ神楽――――――
読者コメント
並行世界逆行もの。二人が幸せそうで尊さを感じられる。
日輪に咲く花
同時に、少し鼻にツンと来る、普段慣れない香りも。
「―――」
列車の窓を開けた栗花落カナヲは風と匂い、そして綺麗な太陽に思わず目を細めた。
車窓から吹く風は強く、列車の速度を物語っている。側頭部で結んだ髪が暴れるのを手で抑えながら彼女は小さく息を吐いた。
読者コメント
二人の距離感や無言で通じ合う連携が良かった。炭カナも読める。
木目津学園
「胡蝶しのぶの様子がおかしい?」
「そうなのよ……」
7月9日、同僚である胡蝶カナエから仕事終わりに涙ながらに飲みに誘われ、もとい連行され、聞かされた話がそれだった。
彼女いわく、最近の胡蝶しのぶの様子がおかしいらしい。具体的に聞けば、彼女は以下のように述べた。
読者コメント
現パロ。しのぶがヤンデレだがギャグなので重すぎない。
水は過去へ戻り蟲を救う
『胡蝶しのぶが死んだ』。
その知らせを聞いた俺は頭が真っ白になり、幻のように彼女言葉が聞こえてくる。
『冨岡さん』 『そんなんだから皆に嫌われるんですよ?』
噓だ、噓だ噓だ…!!やめてくれ、お前もそばからいなくなるのか?
読者コメント
タイムリープもの。義勇視点の描写が丁寧で読みやすい。
宣戦布告をするしのぶさん
放課後を迎えたばかりのキメツ学園の職員室には、教職員がそこそこ集まっていた。
これから部活動の指導に赴く者、生徒からの提出物を受け取る物、明日以降の授業の準備をする者、様々である。
「失礼します」
そこに鈴の音のような響きの声と共に、一人の生徒が入室してきた。
高等部三年生の胡蝶しのぶだ。
読者コメント
現パロ。しのぶが義勇に猛アタックする話。あまり見ないタイプで新鮮。
さん
追いかけっこは突然に
それ故、しのぶの管理する蝶屋敷、そして彼女の仕事部屋には、日頃から実に多くの隊士や使いの者らが現れて、来客の枚挙にいとまがない。
中にはいきなり運ばれてきたりするような者もいて、
読者コメント
明るく幸せな話。会話のテンポがよく、言い回しが面白い。
夢の国でWデート【ぎゆしの/おばみつ】
蜜璃からの誘いに、危うく「断る」と言い掛け、伊黒は口を噤んだ。
蜜璃と共に出掛ける分には、もちろん、大歓迎だ。不平不満などある訳も無いのだが、ダブルデートという単語には不吉な予感しかなかった。最愛の彼女と共に過ごす貴重な時間に、同行者の存在など不必要極まりなく、
読者コメント
現パロ。描写が丁寧でわかりやすく、場面が想像しやすい。
酔いどれ蝶々
辺り一面が夕闇に染まろうとする中、女子大生・胡蝶しのぶは買い物袋を引っ提げて、かつての恩師である冨岡義勇のもとを訪れた。
「こんばんは、冨岡さん。こんな寒い日ですし、熱燗でもどうですか?」
「帰ってくれ」
アパート部屋の玄関先でしのぶを出迎えた義勇は、
読者コメント
現パロ。二人で酒を飲む話。余裕をなくすしのぶが可愛い。
【鬼滅の刃】二次小説 炭治郎を○○が褒める ~ぎゆしの~
頭上から聞こえてきた力強い羽音に、担当地区の見回りをしていた冨岡は足を止めた。
そのまま無言で立つ冨岡の前に、一羽の鴉が舞い降りる。
冨岡と目線を合わせる形で滞空飛行するその鴉の足には、白い紙が結んであった。
「カーッ! 俺ノ弟子カラ手紙ダ!! 読ンデヤレ!!」
読者コメント
何気ない日常を描いた作品。甘さはひかえめ。違和感なく読める。
誰でもいいって訳じゃない
「しのぶ、ちょっとこの後お使いを頼みたいんだけれど」
少し行儀はよくないけど、一日の予定をこうして二人で確認し合うのがこの家に来てからの姉妹の日課。
煮物を摘もうとした箸をとめて、しのぶは姉の方を見た。
彼女としては片時もカナエ姉さんと離れたくはないが、その姉の頼みとあれば仕方ない。
読者コメント
初恋の話。二人の距離感と初々しさが良かった。
【鬼滅の刃】愛の言葉は私から【ぎゆしの】
「は、はい…」
こう言われたのは久しぶりに姉さんとランチをしている時のことだった。元々仲の良い姉妹だったが、お互いに結婚してからは忙しく今日は久しぶりのランチ会だった。
「でね、実弥くんったら、『もうこれ以上はおはぎは…』って寝言言ってるのよ」
「へぇ、あの不死川先生がねぇ…意外かも…」
読者コメント
短編連作。現パロ。思いを伝え合う二人が微笑ましい。
ご注文は全部盛りですか?
この日、蝶屋敷にて。
鬼殺隊・水柱の冨岡義勇と、同じく蟲柱の胡蝶しのぶが、人目を憚るようにして忍び逢い、ひそやかな声で密談を重ねている。
読者コメント
魅了の血鬼術にかかった話。夫婦漫才のような掛け合いが笑える。
【鬼滅の刃】鮭大根【ぎゆしの】
ある日の任務の帰り道、炭治郎と義勇はたまたま出会い帰路を共にしている。というのも、二人とも目指す場所は蝶屋敷なのである。炭治郎は同期である善逸と伊之助がまだ治療を受けているのでお見舞いに。義勇の方は傷薬の軟膏が無くなったので補充をするために蝶屋敷に向かっていた。
読者コメント
炭治郎視点のぎゆしの。鮭大根から二人の仲が想像できて面白い。
揺らぎ、ほころぶ
しのぶが伝令を受け取ったのは、あさぼらけ間近の卯の初刻午前五時。向かうよう指示された場所は直ぐに駆け付けるには距離があり、辿り着いた時には太陽は山の稜線からすっかり顔を出していた。
しのぶが世話になっている藤の家紋の家がある町から、徒歩かちだとゆうに半刻は掛かるこの辺りは、
読者コメント
義勇が記憶喪失になる話。文章からキャラの感情が伝わってくる。