この記事では、ウマ娘の「トウカイテイオー」のSS作品を紹介します。SS好きの方からおすすめを紹介してもらったものをまとめてみました。
紹介して頂いた読者の方のコメントなども記載しているので、そちらも参考に気になる作品があればぜひ一度読んでみてくださいね!
テイオー「いいな~、ボクもしてもらいたい……」
「うん、わかった! 今行く~」
そう言って、ボクは急いでテレビの前へ向かった。
「セ~フ!」
「ギリギリだね~」
ボクが座ると同時に見たかったドラマが始まる。確かドラマの名前は『ウマ恋伝説』。トレーナーとウマ娘の禁断の恋を描いたドラマだ。
読者コメント
純粋無垢なテイオーが描かれた作品。テンポの良い文章。
「マックイーン、ボクは今ものすごく呆れてるよ…。」 「な、なぜですの?」
「な、なぜですの?」
「理由なんて考えなくても分かるでしょ?絶賛マックイーンがしてることにボクは呆れてるのさ。」
「…?」
「はぁ…本当に分からないの?」
「だって私はただ貴方とバレンタインチョコを作る練習をしているだけじゃないですの?
読者コメント
ハートフル日常ストーリー。セリフのみでスラッと読める。
トウカイテイオー、トレーナーに匂いを嗅がれる
今日は芝2000m右回り。6人で走る、その第4コーナー手前。
2番手につけたボクは前を走る子、そして隣を走る子の様子を伺った。
二人ともまだ仕掛けてこない。ちょっとつついてやろうか……少し悩んだ。
わずかに視線を上げてゴールポスト近くに立つトレーナーに目をやる。
読者コメント
短い作品ながら、尊さを感じられる良作。読みやすい。
トウカイテイオー先生の悩み
ここは昔通っていたトレセン学園とは違って夜間にコースを照らすライトはない。
日が沈んだらトレーニングはおしまいだ。
練習に使ったトレーニング機器を倉庫に片付けた後、軽く走ってコースの様子を確かめる。
暗いからまともにチェックできないことくらいわかってるし、
読者コメント
引退後の話。しんみりと穏やかな気持ちになれる。
愛バにPCの中身(極秘ファイル)を見られた件について。
担当バのトレーニングメニューはもちろん、食生活、ガス抜き、果てはメンタルケアまで行う必要がある。
これがひと月とか、まぁせめて半年なら特に何もないんだけどね?
それを3年間という長い期間、年頃の少女とほぼワンツーマンでやって行くというのだから、トレーナー側にもある程度”溜まる”ものがあるんだ。
読者コメント
セリフと地の文のテンポが良く読みやすい。場面転換が秀逸。
拘束されたトレーナーとテイオー
俺は今自分達が置かれている状況に思わず声を漏らす。
“俺達”は今ごっつい革張りの椅子に縛り付けられている。隣を見れば明るい色の茶髪をポニーテールにし、前髪に一筋の白髪を走らせる俺の自慢の愛バ・・・トウカイテイオーも同様に椅子に縛り付けられている。
可哀想に。
読者コメント
キャラの掛け合いが面白い。拘束された理由が意外だった。
テイオー様との向き合い方
現在進行形でパソコンと向き合って仕事を進める青年は、半ば面倒臭そうな表情で現状をそう評した。
青年はトレセン学園にて勤務するウマ娘専門のトレーナーである。
現在時刻は午後九時前ではあるが、未だデータ整理の仕事は終わりそうになかった。
しかしトレーナーの悩み事の原因は目の前の端末の内容では無い。
読者コメント
恋に暴走気味なテイオーの話。暴君っぷりが可愛い。
帝王と自虐系トレーナー
しかし、その【皇帝】の走りには絶対があった。
『400mを切って最後の直線! ここで…シンボリルドルフ! “皇帝”が上がってくる! 速い! 速い!』
『外から差し切った!シンボリルドルフ、今1着でゴールイン!』
『菊花賞を制したのは”皇帝”シンボリルドルフ!!!』
読者コメント
シリアスな話。テイオーの無邪気さに救われる。
○○と付き合ってるって言ったらテイオーはどうなるのだろうか
妹の名前はトウカイテイオー。
名前からしてウマ娘であるんだが、これはこの話の中で特に関係ないので深く追及することはないだろう。
事の始まりは親父の再婚から始まった。一体どういう経緯で今の母さんと出会ったかは知らないが、
読者コメント
一話完結。各話のウマ娘によって相性や反応が違う所が見どころ。
さん
乾いたターフを湿らせる
決まってそういうときは曖昧に笑って流していた。なりたい職業、叶えたい夢……どうにもピンと来ない。とは言え、いつまでもそんなことは言ってられない。
叶えたい夢は見つからない、ならば、現実的に自分にとって有益となる職業に就くことにすればいい。
読者コメント
可愛さと嫉妬深さの共存。テイオーが魅力的に描かれている。
幼馴染みの天才トウカイテイオーと天才アプリ版トレーナーが無敵のテイオー伝説を始める話
読者コメント
フレッシュな青春物語。文章力が高く、読み応えがある。
テテテーテテイオー
ボクの口からそんな言葉が漏れたのもしょうがない。なぜならボクはいつの間にか真っ白な部屋にいたからだ。
僕の服装は寝間着、目の前には3つの扉がある。
それらの扉にはプレートがつけられており、それぞれ『専属』『湿度』『スピカ』の文字がかけられていた。
ワケがわかんないよ
読者コメント
オムニバス形式。並行世界ネタを上手く織り交ぜた斬新な作品。
Absolute One
「……はぁ」
雲ひとつ浮かんでいない、虚しい群青の景色。空っぽ、という言葉はきっと、こんな空を見た人が思いついたものなんだろうな、なんてことをトウカイテイオーは夢想していた。
春一番の季節はとうに過ぎたというのに、頬を撫でる風は未だに強い。
読者コメント
少し暗めな作品。アンニュイなテイオーが新鮮。
トウカイテイオー「ねえ、何かお話ししてよトレーナー」トレーナー「はあ?」
トウカイテイオー「だって大したことないのに病院来させられてるのに、さっきからずーっと待たされてるし、レース終わってすぐに来ちゃったからスマホも持ってきてないし、置いてあった雑誌とかマンガは読み終わったから退屈なんだよ~!もう待ってるのやだー!やだやだやだやだやだやだ!」
読者コメント
起承転結がしっかりしている作品。コメディ調で面白い。
さん
【ウマ娘】一生に一度の作戦【トウカイテイオー、ツインターボ】
トウカイテイオーの心は冷静に燃えていた。
これは単なる勝利ではない。怪我をしたメジロマックイーンの希望の光となるのだ。もはや、三冠だの無敗だの最強だの、自分一人に与えられる栄誉では終わらない目標なのだ。
しかし、自分とて怪我明けの身。思い一つで勝利をつかみ取ることができるほどレースの世界は甘くない。
読者コメント
勝つための秘策を考える話。レースにかける熱が伝わってくる。