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この記事では、鬼滅の刃の「炭治郎」のSS作品を紹介します。SS好きの方からおすすめを紹介してもらったものをまとめてみました。
紹介して頂いた読者の方のコメントなども記載しているので、そちらも参考に気になる作品があればぜひ一度読んでみてくださいね!
日柱様の頑張り物語
元気な女の子であった。
夫婦は喜んだが、産婆は驚いていた。
その赤子の額には濃くて大きな痣があったからだ。
痣だけでなくて赫勺の髪に瞳と珍しかった。
読者コメント
斬新で面白かったです
男の絶望が運命の歯車を廻す
気のせいかもしれないが近頃相対する鬼の数も強さも増しているように思い、炭十郎はひっそりと眉根を寄せる。
何か……何か得体の知れない嫌な予感がしてならない。
容易に消えてはくれない胸騒ぎに小さく息を吐き、光明を求めるように月を見上げた炭十郎だったが、それより早く夜空に響く羽ばたきの音が聞こえた。目をすがめ、音のする方へ首をめぐらせた。
読者コメント
読み切りで話もわかりやすく、楽しめました
日が昇り日柱は涙を流す。
そしてその眼にはわずかに涙の跡があった。。。「たんじろおぉぉぉ!」
「うわ、どうした善逸?」
「今回の任務で絶対もうおれしんじゃうようぅぅぅたんじろうぅぅぅぅぅl!!!」
「大丈夫だ善逸なら。善逸が強いの俺は知ってるぞ。なのにどうして善逸はそうやって恥をさらすんだ?」
「え?炭治郎酷いようぅぅぅ」
「それで今回の任務はどこ行くの鳴柱さん?」
「その呼び方やめろよぉぉぉぉぉ!!それが今回の任務が…」
読者コメント
連載中。会話多めですが話に入り込めます
鬼殺隊は、現代にて最強日柱を慕う。
生「「「「えーーーーーーーーーーー!」」」」
今日、ホームルームで米花町にある、帝丹高校と、交流会を行うことを知った。
交流会は、この学校で行うそうだ。
読者コメント
初めて見る組み合わで面白かったです
日柱竈門炭治郎
しのぶ(ここで死ぬんでしょうか、ごめんなさい姉さん、みんな)
目を閉じて衝撃を待っていたが中々来ず、薄ら目を開けるとそこには耳に太陽のような耳飾りをつけ市松模様の羽織を着た少年が来た。
炭治郎「すみません、遅くなりました。あとは俺が殺るのでこれを着て待ってください」
炭治郎は彼女に羽織を着せ鬼の前に立った。明らかにしのぶよりも年下であったが頼もしい背中だった。
炭治郎「ここからは俺が相手だ上弦の壱」
読者コメント
テンポが良く読みやすかったです
陽だまりの優しさ
(そういえば今日、柱合会議があるって言ってたっけ…。)
昨日の夜、朝早く出かけると言われたことを思い出した。
師範が用意していってくれた朝食を食べる。でも、食欲がなくて、全然食べられなかった。
風邪でも引いたかなと考えながらも稽古や任務を休む気にもならなくて食器を片付けた後、いつも通り離れの道場に行き、素振りを始める。
けど、やっぱりいつもより動きが鈍い。体が鉛のように重たくなっていくのがわかる。
読者コメント
原作の雰囲気を壊してなく、おすすめです
つないだ手は離さずに
だが最後の足掻きのように炭治郎が鬼化されてしまい、残りの隊士達は絶望に襲われてしまうことに。
一方、その炭治郎は己の中で無惨(残り粕)と相対するのだった。
読者コメント
背景描写が細かくて面白かったです
もし炭治郎が、日の呼吸の適性が最適最強だったら
父さんがそう言っていたのを、覚えている。
「息の仕方があるんだよ。どれだけ動いても、疲れない息の仕方」
父さんは身体が弱いのに、なぜヒノカミ神楽を踊れるのか聞いた時。
そう答えたのを、覚えている。
「炭治郎。この神楽と耳飾りだけは必ず、途切れさせず継承していってくれ――約束なんだ」
何の約束なのか、聞けなかった。
読者コメント
話数があり読み応えがあります
炭治郎の鬼化
読者コメント
カラーで、かつライン風で読みやすいです
目覚めたらまさかの竈門一家の一人で禰豆子となぜか炭治郎が鬼化していた件
夜は鬼が蔓延り、常に鬼狩りたちが駆け回る世界。
そこにはどういうわけか、世界のイレギュラー要素として入り込んでしまった少女がいた。
少女の名前は竈門優緋。
本来ならば、普通の高校生として学校生活を送り、なんの変哲もない人生を歩むはずだった彼女は、いつのまにか竈門家の一番上の姉という立場として、鬼になってしまった禰豆子と、なぜか本来ならば主人公として刀を持つはずだった鬼化した炭治郎を引き連れて、鬼滅の物語を辿っていく。
彼女が送る生活、彼女が紡ぐ物語とは……。
読者コメント
話に入り込めました
カイマクルの鬼
私自身、鬼になるまでは大正時代の中流階級で普通に生活していました。少し違う点と言えば、東京の中でも田舎方面に実家があり、かつ我が家が結構な土地を所有している地主にあたる家庭だった事くらいでしょうか。
はーー、例え、田園風景が広がっていようとも、鬼の頭領鬼舞辻無惨の本拠地。
まさか、女学校からの帰り道で無惨の気まぐれから鬼にされてしまうとは。
ん?なぜ、鬼にされたのにこんなに冷静なのかって?
それについて話すとなると鬼化までの時間まで遡る。
読者コメント
刺激的でした
長男だから…
赤みがかった瞳と髪、左額には火傷の跡があり、耳に花札のような耳飾りを付けた少年はそう明るく言った。彼は、竈門炭治郎という。
「行ってらっしゃい、お兄ちゃん。」
長い髪を纏めて、桜色の着物を着た少女は言った。彼女は竈門禰豆子という。
彼らは兄弟だ。家では大好きな母や弟達が手を振り、見送ってくれた。
彼らの家には父はいない。病死してしまったのだ。だから今、この家の大黒柱は炭治郎だ。
読者コメント
サクサク読み進められました
光と影
静かな森の中に、男の声が響く。
その向かい側には、険しい顔つきの男が一人。
「もー、そんな顔しないでよ。せっかくの綺麗な顔が台無しだ」
そう言うと、男はニコッと笑った。細められた目には“上弦弐”と刻まれている。
「俺はお前と話す気はないが、童磨」
「まあ、そう言うなって。俺は炭治郎に会えて嬉しいんだぜ?少しぐらい話してもいいじゃないか」
屈託なく笑うその顔は、優しげにも、薄情にも見える。
読者コメント
状況描写が良く、じっくり読めました。
気づけば鬼化した炭治郎になっていた。(本物の炭治郎もいる模様)
俺が覚えているのはアスファルトで舗装された地面がある場所にいた筈で、こんな土だらけで自然豊かな地面があるこんな場所は見覚えがない。
それにしても、突然見覚えの全く無い夜の森に投げ出されて不安にならない現代人がいるだろうか? いや、探せば数人ぐらいはいるだろうが、俺は残念ながらその数人の内には入らない。
読者コメント
新しいお話でした。
鬼化炭治郎
鬼に変化していくなかで、炭治郎の記憶がゆっくりと喰い尽くされようとしていた。
読者コメント
短編ですが、満足感がありました。