この記事では、バンドリの「オリ主系SS」を紹介します。SS好きの方からおすすめを紹介してもらったものをまとめてみました。
紹介して頂いた読者の方のコメントなども記載しているので、そちらも参考に気になる作品があればぜひ一度読んでみてくださいね!
ハロー、ヤンデレの日常
今日から花咲川女子学園に通う高校生だ。
何故男である俺が女子学園に入るのかというと
両親の仕事の都合上引っ越しが多く、あまりにも
学生らしい生活を送れなかったため、両親が色々と迷惑をかけた分、学園生活を送ってほしいと母の地元であるここにアパートを借り1人暮らしをさせてもらっているのだ。
読者コメント
スタートから主人公への好感度マックスなギャルゲーのような作品。
天才??生徒会長?
通学路などを美しく彩る桃色をした花弁の桜は時に新しい人達を優しく向かい入れそして時に多くの人達を暖かく送り出す。
別れる事に悲しさなどが生まれて来ることもある、でもあの美しい桜を見ると何だが心が落ち着く。
そんな感じの季節だ。
辺りを見渡すと
皆他の人と話してる
大体友達の人が殆んどだろう。
読者コメント
日菜の自由すぎる性格がわくわくさせてくれる話。
過保護な兄
「今日はここまでだ」
教授の声により午前最後の講義が終了した。多くの学生が部屋を後にする中、二人の男女学生がまだ残っていた。男の方は熱心にスマホを操作しており、もう一人はそれを隣で見ながらウンザリとした表情をしていた。
教室に残っているのが彼らだけになった時、講義が終わってからひたすらスマホを操作していた青年が満足気な表情をしながら席を立ち、その場を離れようとした時だった。
「ねえ、真琴」
隣で彼を見ていた女子学生が声を掛け、呼び止めたのだ。真琴と呼ばれた男子学生は、きょとんとした表情で振り返る。そこにはこちらを見ながら何やら不貞腐れた表情をしている彼女がいた。
読者コメント
新キャラ二人が入ったもののまとまりのある作品できれいだった。
日常はバンド少女たちと共に
始まりは、確か四年くらい前かな。
両親が事故で亡くなって、親戚の人についていくか悩んでいた時に気を紛らわす為に、公園でぶらぶらしていたら泣いていた彼女に気づいて声を掛けたんだっけ。
原因は、父親との方向性の違い、価値観の違いだったか。
何を言っても頭ごなしに彼女の言うことを否定する父親に今までの不満が爆発してしまったらしい。
読者コメント
原作では男性がほとんどいないので良いアクセントになっていた。
みんな幸せになってほしいだけの短編集
花咲川学園では、一種の名物と呼ばれるものが存在する。
しかしそれは、学園内に誇るような、部活動や、学業面のものではない。
ーー風紀委員による服装、所持品チェックも、その一つである。
「貴方は何度言えば理解するんですか!髪の色を染めるのは校則違反だと言っているでしょう!」
登校時間の校門前。風紀委員により行われるその活動は、風紀が基本的に整っている花咲川に置いてはあまり意味のないものであるのだが、当然、例外というのも存在する。
読者コメント
オムニバス形式の作品のため読みやすかった。
ひまりの兄は女性不信
「犯罪者」
俺は女子に囲まれ口々に罵られていた。俺はショックで言葉を発することも出来ず呆然としていた。どうしてこんな事になってしまったのか。
1週間前に密かに憧れていた女子から告白された俺は人生初の彼女に舞い上がっていた。しかし、その週末に彼女は大学生と思われるイケメンとデートしていたのだ。偶然にもホテルに入っていく様子を見かけてしまった俺は訳が分からないまま走りだし気が付くと我が家の玄関に立っていた。
読者コメント
共依存になる兄妹の話。短めだがしっかり読める。
甘えん坊な(軽度な)変態美少女の天才アイドルが俺の幼馴染なんだが
読者コメント
明るい内容で氷川姉妹がメインの話。
もしあなたが、○○と同棲していたら…
俺の起床時間は、この日だけとても遅い。
別に仕事に出る時間帯でもないから、まだ寝ていられる。
最悪、昼になっても起きないこともしばしばあった。
せいぜい9時くらいには起きようと、日の光に負けず寝ようとしていたが…
読者コメント
全員分あるのでかなり長いが性格の違いがあって読みごたえがある。
とりあえず友希那とイチャイチャしよう
カーテンの隙間から射し込む太陽の光に、自然と瞼を開ける。
壁掛け時計に視線を向けると、もうすぐ7時だった。
ベッドから出ようと、体を起こそうとする。
しかし腕がまったく動かない。
少し重みを感じる。
まさかと思い、布団を剥いだ。
「すう…………」
案の定、彼女が寝息を立てて眠っていた。
どうしてここに……..
肩を揺さぶり起こす。
「……ん…….おはよう」
猫のように手を丸めて目元を擦る彼女。
その可愛らしい仕草にドキリとしながらも、おはよう、と返す。
読者コメント
シンプルにイチャイチャしているお話。
流星前夜
片付けを終え、バイト先であるライブハウスを後にする。バイトを始めたばかりの頃よりは仕事にも慣れて来たが、それでもやはりバイト終わりの疲労感は中々の物がある。
お腹も減ったし早く帰ってご飯を食べよう。そんな事を考えながら歩き出したところで、少し先を歩く見慣れた小さな人影を目にした。追いついて声をかける。
「よっ、蘭」
「ん」
「今日も練習おつかれさん」
「ありがと。そっちこそ、バイトお疲れ様」
読者コメント
原作を壊さないようなリアルな作品だった。
奥沢美咲√
「朝から会うなんて珍しいね。 ……っていうか、昨日はお疲れ様」
「何のことかって? そんなの昨日のスタジオのことに決まってるじゃん。うちのこころが毎回毎回すみません……」
「もう慣れたから平気? ……いや、つまりそれって慣れるほど迷惑かけたってことだよね……ほんとごめん……」
「……ありがと。今度何かしら奢るよ……」
「ん、楽しみにしてて。 ……そういえばさー、あんたっていつも朝このくらいの時間にここ通るの?」
「ふーん、そうなんだ……」
「別に? なんとなく気になったから聴いただけだよ、ほんとに」
「じゃあ私こっちだから! またスタジオで」
「……いつもこの時間か〜。……頑張って起きよ」
読者コメント
主人公はいるが一切セリフがない少し珍しい作品だった。
湊友希那からはニゲラレナイ
俺の名前は内田奏(うちだ そう)
ごく普通の高校生さ!!
ん?今何をしてるかって?
かくれんぼだよかくれんぼ、それも美少女と。
これだけ聞けばリア充爆発しろ!!と喚く人だって居るだろう。
だけどさ…。
ガチャガチャ…バンッ! バンッ! バキィ!!
ドア「あばよ兄弟…。」バタンッ
スタスタ…
友希那「奏、居るんでしょう?出てきなさい。」
読者コメント
コメディ強めで少しだけキャラ崩壊もある作品。
幼馴染の日常
それはそろそろ冬になるかという頃合いのある日、学校帰りのことだった。いつも通り電車の中でスマホから流れてくる音楽を聞きながら参考書に目を通していると、よく知っていて、そして中学進学からあまり顔を会わせなくなってしまった幼馴染の顔があった。
「あ〜、たく〜奇遇だね〜」
そう、青葉モカの顔だ。
読者コメント
程よい距離感で正統派ラブコメっぽさがある。
バレンタインに甘ったるいビターチョコを
「またやってんの……」
見慣れた自分の部屋に見慣れた一人の男があたしの部屋のクッションを抱きしめてクッションの持ち主本人の目の前で泣いている。
こんな異様な景色もあたしはもう見慣れている。いや、見なれてしまったという方が正しい。
多くて週に一回。少なくとも月に一度、このバカ幼馴染はまるでアニメの幼馴染の演出のように、二階の窓からずけずけとあたしの部屋に上がり込んできてはこんな事をしている。
そんな短いスパンでやられていれば嫌でも見慣れてしまうというものだ。
読者コメント
初々しさの感じられる作品でよかった。
晴れた夜空に二人きり
雲一つないって単語は大体まっさらな青空を伝えるための言葉だ。
けれど、夜空だって雲が少しでもあれば一面に広がる星の絨毯なんて存在すら出来ない。夜なのに晴れている、なんて少し変だけど。
空っていうのはそういうもの。ちょっといい風に言ったけど、ごく当たり前のことだ。
「お茶、いる?」
「大丈夫。飲みな」
この季節でも夜はかなり冷えこむ。春の到来なんて言いつつも、夜になれば冷たい北風は体にこたえる。
読者コメント
時間軸がかなり先に行っているが、違和感なく見れる。