SS

遠征選抜試験が終了し、桜が咲き始める春、界境防衛機関「ボーダー」の片隅の人気のない廊下で一人の女の子が壁に向かって俯いていた。
「お嬢さん、どないしはったんですか？」
生駒隊狙撃手の隠岐孝二は、しつこく絡むC級女子たちから逃げてた先で、俯く女の子を見つけ体調が悪いのかと声を掛けたのだ。
「この声は、隠岐

宇佐美「これで大体の役職は分かった？」

空閑「ありがとう栞ちゃん

スナイパーが遠距離、シューターと

ガンナーが中距離

で、アタッカーだけが近距離ってことだな三３三」

宇佐美「まぁ、合ってはいるんだけど例外が

いるんだよね…」

空閑「？」

小南「あなたのこと？」

宇佐美「うん

三人目のアンサートーカー

「……何、今の？」

目の前の光景に、木虎藍は目を丸くする。

ボーダーという組織の本部。

近界民という存在が街を脅かす中、唯一の防衛手段を持つ彼らが切磋琢磨する訓練室にて、無謀とも呼べる戦いが繰り広げられていた。

いや。戦いとも呼べるかわからない。

それは先刻まで

修「うーん……」

遊真「どうしたんだオサム」

修「いや、さっき二宮さんと偶然会ったんだけど」

遊真「ほう」

修「何故か……前よりもやたらとフレンドリーだったというか」

遊真「フレンドリー」

遊真「あれじゃないか、オサムにいっぱい食わされたから、オサムを認めてくれたんじゃないか」

修「うーん

林藤｢ああ。エンジニアの連中が息抜きに作ったんだが、せっかくだからテストしてほしいってさ。木戸司令の許可も既に下りてる。やってくれるか？｣

修｢分かりました。でもよく許可が下りましたね｣

林藤「それについては迅が色々動いたみたいでな。トリガーのテストも修に任せた方が良いとも言っていた｣

修｢迅さんが

『ごめんね、公平』

「…」

何も言わずに俯く公平

どうしたらいいかわからなくて、公平の頭を撫でようと手を伸ばしたけど

公平は私の手を振り払って、正面から抱き着いてきた

背の小さい私は

公平の腕の中にすっぽりと収まる

《三門市みかどし》、人口２８万人。

ある日この街に異世界・ ・ ・への門ゲートが開いた。

『近界民ネイバー』

後にそう呼ばれる異次元からの侵略者が門ゲート付近の地域を蹂躙し、街は恐怖に包まれた。

こちら・ ・ ・の世界とは異なる技術テクノロジーを持つ近界民ネイバーには地球上の

　三雲修が師である烏丸に勝利した報せが耳に届いた時、玉狛にいた全員が目玉が飛出す勢いで驚愕したのだった。

「ちょっ。と、とりまる？　あんた、修に負けたの！？」

烏丸の実力をよく知る彼のチームメイト、小南が勢いよく詰め寄る。

以前、烏丸と修の訓練を覗き見した事がある。

遊真「この前の・・・バレンタインだっけ？　学校でいっぱいチョコ貰ってただろ？」

修「あ、あれはほら、ネイバーが学校を襲ってきた時や、
大規模侵攻の時に助けてもらったお礼ってことで貰ったものであって・・・」

遊真「それに、こなみ先輩とキトラからも貰ってただろ？」

修「空閑だって貰ってたじゃないか。」

賑わうラウンジ。はじまりはとある疑問から始まった……

「三雲先輩ってあんまり笑顔にならないよね？いっつも冷や汗ばっかりだけど…遊真先輩はもちろん見たことあるよね？」

「んー。いやおれもあんまり見たことないな」

「「「「えっっっっ？！？！(私が)(ぼくが)(オレが)なんとかしないと！！」」」

その一言で

ちょっとした小噺

閉鎖環境試験最終日の夜俺たち諏訪7番隊は、明日から始まる長時間戦闘試験について話していた

「明日から始まる長時間戦闘試験ってどんなんなんですかね？」

キッチンから夕食の後片付けを終え戻ってきた隠岐が話を切り出す

「ランク戦みたいな感じで総当たりしてくんじゃないの」

香取が机で

ビーーー！

「はー！面白かったー！！でもまだ足りないよー！」

「おーおー、若者は元気だな」

「俺らもまだ学生だろ。メガネくん、大丈夫？」

「は…はい」

ボーダー本部内にあるランク戦室。その内の二つから出てきたのは、A級所属の草壁隊アタッカー緑川駿。三輪隊アタッカー米屋陽介。太刀川隊シューター

俺はボーダーＣ級隊員である。名前はもうあるが、名乗るほどの者でもない。その辺のＣ級隊員と同じように毎日訓練に励み、目指せいつかＢ級、いずれはＡ級と研鑽を重ねている。そんな俺だが、Ａ（腐れ縁同期の男）とＢ（Ａが連れてきたオペレーター女子）という人間と隊を組むことになった。これはＢ級に上がるための大事な

玉狛支部所属である修だが、本部に行く事は決して珍しくない。ランク戦の見学だったり任務であったりあるいは林藤に届けものだったり理由は様々だが、気に掛けてくれるA級あるいはランク戦から交流が増えたB級隊員と会える機会だと思えば有意義とこそ思えど面倒と思う事は無い。
やけに遭遇率が高いのだが、それしか

(…どこ座ろっかな…)

今は昼時。食堂で日替わりランチを受け取った諏訪は、席を探していた。
しかし、なかなか見つからない。

(…ほぼC級で埋まってんな…誰かと相席でもさせてもらうか？)

でも、そんな都合良く相席OKのやつとかいないか…

そう諏訪が考えていると、ある一角から

空を黒い雲が覆い尽くし
無色透明の雨が降っていた。
そして、純白の閃光と共に豪雷が轟き
大地を震撼させる。
「大丈夫だ、もうすぐ助けが来る———」
青年は全身を雨に打たれながらも
その腕に抱いた友の身体を決して離すことはなかった。
「医者に診てもらえばすぐに治る！
だから気を確かに持つんだ———」

「これで……終わりだ！」
雷鳴を纏う一閃をその身に受け、『それ』を構成するパーツが辺り一面にばら撒かれる。生半可な武器では傷一つ付かないブルーメタルの機体は、勇者・・の必殺の一撃を受け、沈黙化した。
「よしっ、今のうちに行こう！」
勇者とその仲間たちは襲い掛かってきた脅威を退け、次の街へと向かう。

僕には夢が無かった
何になりたいとか、
人を助ける仕事をしたいとか、
そういう夢が幼い頃からなかった。
“ただ生きているだけでいい”
そう思ってずっと夢を見ないまま平凡に暮らしていた。
でもそうなれば困るのは自分だ。
夢を持たないままだと、
後悔が残りちょっとした罪悪感も出てくる。
そしていつも両親から

[プロローグ]
？？？「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ドゴォン！！
？？？「痛ってて、またこのパターンかよ。」
男は痛む尻を撫でながら辺りを見渡した。
周りには何もない、真っ白な空間だ。
？？？「誰か居ないのかー？」
男の声だけが響く、ココはさほど広くない空間なんだろう。
そんなことを考えていると、

『見たことがある、ですって？』
マスターの表情に、変化を確認。
眉が３mmほど吊り上がり、目を細められています。
『驚愕』と『不審』が混ざっていると推測。
マスターが判別可能なレベルで表情を崩されることは、レアケースです。
思わぬ表情に『ときめき』を感知。……している場合ではありません。

トレーナー｢契約解除ドッキリ？！｣
秋川｢うむ！｣
俺は思わず理事長室で叫んでしまった
目の前にいるのはトレセン学園理事長の秋川やよい。
トレーナー｢いやいやいや、嫌ですよ俺。
だいたいこのネタは沢山投稿されてるじゃないですか！｣
秋川『そういうメタい事は言うんじゃない』ﾋｿﾋｿ
トレーナー｢アッハイ｣

あの日私の手から離れたものは大切なものだ。
ある朝私は日の出と共に行動をするこの季節にも慣れただろうと白い息を吐きながら日課の散歩をしていた。
しかし今日の朝は特に冷え込んでいたふと、池を見ると凍っていた。
朝食を済ませ私は学校に向かったすぐそこだから
学校での勉強は座学と保健体育のみ他は自由
今日の体育も私は独走し続けている

ある日のトレーナー室にて
トレーナー「ふー、今週末は久しぶりにゆっくり出来そうだな．．．」
チームのウマ娘達のトレーニングメニューとレース予定を見ながら一人呟いた。
担当ウマ娘が一人だけだった頃ならまだ休日にも余裕があったのだが
3人ほど専属ウマ娘を育て、数々のレースで勝たせた戦績もあってか
チームを持つようになってしまった。

あるとき、三女神様はとてもとてもめずらしいものを見つけました。ヒトの魂——それも別世界の——です。元の肉体は既にこわれてしまっているのか、ただただ漂うだけの魂。好奇心と哀れみから、三女神様は魂に肉体をあげることにしました。
生まれることのできなかったウマ娘の体、そこに漂っていた魂を入れたのです。

『彼女』にとってもっとも古い記憶は、”しあわせ”から始まった。
ウマ娘の母と、装蹄師の父。
その二人から産まれた双子の片割れが『彼女』である。
きっと誰が見ても、幸せな四人家族だったと評するだろう。
小さな喧嘩はあっても、それ以上に大きな愛に包まれていたからだ。

マスター……マスター……、マスター、聞こえていますか？
驚かせてしまって申し訳ありません。しかし、先程より何回もお呼びしても反応がなかったので。どうかされたのですか？
……なるほど、最近耳の調子が良くないと。失礼ですが、少し耳の中を見せて頂いても宜しいでしょうか。

夢への第一歩
夢の中で
これは異世界から受け継いだ輝かしい名前と競走能力を持つ“ウマ娘”が、遠い昔から人類と共存してきた世界で活躍するお話。
そんな彼女達が通うトレセン学園、その門を新たに開こうとする一人のウマ娘がいた。
その名は…。
「…はぁ…。憂鬱だなぁ…ほんと」
アフトクラトラス。

ランニングデュエル…
それはスピードの世界で進化した決闘
そこで夢を駆ける、伝説の痣を持つ少女達を、人々は5Usと呼んだ…
東京府中 中央デュエルレース場
「うわぁ…こんなに人がたくさん…故郷とは大違い！」
そしてご飯もいっぱい！
たこ焼き！たい焼き！フランクフルト！
もぐもぐ…

「マスター。恋とは一体なんなのでしょうか？」
「コイ？」
「はい」
全てのトレーニングメニューをこなした後、トレーナー室で少しだけミーティングを開き、それも終わったので「ヨシ、じゃあ帰るか」と、席を立ち上がろうとした瞬間だった。
俺の担当ウマ娘であるミホノブルボンことサイボーグウマ娘は表情ひとつ変えずに尋ねてくる。

「努力貯金をしよう！」
彼は嬉々として鞄から大きな赤いポスト型の貯金箱を取り出して言った。
この突飛な行動に、会議室に呼ばれたウマ娘、ミホノブルボンは首をこてん、と傾げて「努力貯金とは？」と聞き返した。
「君が努力するたびに、俺はこの虹の蹄鉄コインを与えよう。それを、君はこの貯金箱に投入する。それだけのことさ」

ねえおかしな事言ってもいい？ この問い掛けに勿論！と答えてくれる人だけ聞いて欲しいんだけど、私には『特殊能力』というモノがある。 うん。自分でもよく分かってないから安心して欲しいんだけど、鬼とか血鬼術とか全集中とかあるこんな世の中だから許して欲しい。 じゃあ、もっとおかしな事言ってもいい？

第一話 始まりの呼吸 ？？？「…………ろ…………………きろ……………………おーきーろ竜太郎」 竜太郎「なんだよじいちゃん。」 いつも夜開けたばかりに起こしてくるじいちゃんこと清王藤吉郎だ。 藤吉郎「いつもどうり山に走りにいくぞ。」 何が好きで山に走りに行かなくちゃいけないんだろ。

-蝶屋敷・雨宮時雨の部屋- 　 　 時「げほっ…げほっ…それじゃ俺の担当区域の巡回お願いします冨岡さん」 　 冨「あぁ…任しておけ」 　 時「すみませんっ…げほっ…柱の俺が風邪なんか引いてしまってっ…面目ないでっ…げほっげほっ

　 　　――――光轟く。 　 　 「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ！！？」 　 　 　今回の鬼は血鬼術を使うとの情報があった。油断もなく、人数も居た。 　しかし、それを覆すほどの力を持ち合わせていた。 　 　気付けば立っているのは自分だけで、他の隊士は皆倒された。 　 　 「けひひ、お前らは俺の保存食だぁ」

部屋の外に人影が映る。 「桔梗様、お時間です」 俺は手元から視線を外して顔を上げた。 人影は微動だにせず俺の反応を窺っている。 俺の口から自然と溜息が零れた。 というわけで皆さん初めましてこんにちは☆ え～、おっほん。……失礼。 いきなりで申し訳ないが、俺の名前は桔梗。 綺麗な綺麗なお花の名前をしているが、実際は少し線が細いだけ───ヒョロイとかじゃない。

＜私、ここで宣言します。駄目女を卒業します＞ 社会人たるもの、一度口にしたことは有言実行。私は早速、自身のどこが駄目女だったのか今までの言動を省察してみることにした。 いつも朝は炭治郎に起こしてもらわないと起きれないこと、アイロンがけをしたことがないこと、洗濯機の使い方が分からないこと、

最終選別当日 零達は藤襲山に来ていた。 「色んな人がいるな。」 「本当だね。」 そう言いながら人を観察していると、 「あ！あの人って時沢さんじゃない？」 「えっ？時雨？……本当だ。」 時沢時雨とは、霜北零の従者(今で言うボディーガード)だ。時沢は、鬼に霜北両親が殺されてから、行方をくらませていたため、居場所が分からなかったのだ。

永遠に続くと思っていた幸せは、たったの十分足らずで失われる。 そこまで裕福な家系ってわけじゃないど、僕は父さんと母さんがいる家が好きだった。 二人のことはもっと大好きだった。 けれど、雪が降るあの日に、僕は大切な家族を失った。 雪が降る冬の季節に突然、見慣れない服装の男性が家に上がりこんできた。

街の西外れにあるひっそりした宿屋「無託」に四人の鬼殺隊士が佇んでいた。 夕暮れ時の、夕日が街全体を照らす頃に。鎹烏の情報ではこの宿屋は頻繁に宿泊客が失踪する事件が起きているらしい。 その原因は鬼が潜んでいるからと鎹烏は指摘する。 本当に鬼がいるなら、これ以上犠牲者を増やさない為に鬼殺隊である錆兎達が刃を振るう必要がある。

師範との修行は朝の走り込みから始まる。 走り込みの時間は、早朝五時から昼十二時までの七時間を休まずに全集中の呼吸を常に持続させ、途切らせること無く走り続けた。 失敗すれば師範に木の棒で腹に突きをお見舞されていた。 全集中の呼吸をしながらする走り込みが終わると、お祖母様が作ってくれた昼餉を食べる為に一時間休憩をもらい休憩が終わると次はまた全集中の呼吸を常にしながら木刀素振りを5000回して、

泣いていた。 　 　 　 雪が止まない夜の日に。 　 　 　 少年は、泣いていた。 　 　 　 　 身は血に塗れ、左手に熱く香る刀を雪が積もる地面へ引きづりながら何とか歩いている。 何故、泣いているのか。 　 少年自身にも分からない。 　 　 息を吸えば凍てついた空気が肺を満たし、呼吸が辛くなってくる。 流す理由も分からない、流れる理由も分からない涙が空気に飛ばされて積もった雪を湿らす。

「さぁ、今日から機能回復訓練です。ちゃんと朝御飯は食べましたか？」 　 　 　今日の朝御飯もアオイさんお手製でしたので、美味しかったです。たくさん食べました。 　 　 「っ！そ、それは何よりです！」 「…………」 　 　 　ん？ 　カナヲ？どうかし……あぁ、そう言えばお味噌汁は味がいつものとは違ったけど、あれはカナヲがやってくれたの？

いっけなーい！転生！！転生！！！ 私、鈴木雪子ゆきこ！ ひょんな事から鬼滅の刃へ転生☆ え？私がいま、何をしてるかって？ ヤンデレから逃げてるんだよぉぉおお！！！！ どこで上げた好感度！？ どうしてこうなったヤンデレ化！？ 勝手に好感度とヤンデレ化が始まってしまった 転生女子の転生ライフ！！

「ウワーーーーーッ任務行きたくないよォオォォオオオオ！！！！！助けて！！！！お願い助けて！！！！！」 「そればっかりは私にはどうしようもないなぁ」 「うっうっ……やだ……どうしてこんなに世界は俺に冷たいんだよぉ…………」 「ほら泣くなー。今回は私も一緒なんだから頑張れ」 「……君がいるなら、頑張る……」 「そうそうその調子」 「あ、そういえばさ」 ──あの時一緒にいた男、だれ？

鬼舞辻無惨に幽閉されてどれほどの時が流れたのか、最早数えることすら億劫で何も考えずに天井の染みを数えていた。彼は無為に彼は身体を暴くことは決してしなかったが、自らの独占欲を満たすように赤い噛み痕を残す。彼から与えられた絢爛な着物の下の柔肌には彼の所有物である証が散らばり、時折ジクジクと痛みを残す。特に帰りたいと呟いた日には手酷い折檻をうけた。

やぁはじめまして。
俺は市原陽馬。
M市内にあるM高校に通ってた。まぁ卒業したがな。
この学校、実はあの有名な「トレセン学園」の近くなんだぜ？ビックリだろ？
あれっ？そうでもない？そうか…
実は結構すごい人生を生きていると自分でも思ってるんだ。他人に言ってもわからないことも多いと思うがな。
多分何言ってるかわからないと思うが、一つだけ絶対わかること言ってやるよ。

？「もしもし？あぁ母さん…そうだよ、ありがと」
ある男が自分の母親と電話をしていた…
彼はちょうど二十歳になる男、「黒神くこ」
（くろかみ）
彼は夢を持っていた…その夢はトレーナーに
なる事だ…トレーナーになりたい理由は
特にないただ一つ告げるとしたら彼は憧れを
持っていた事だろう。
（オリ主や＝黒神くこ→黒神）

時は、西暦2021年
この物語は、トレセン学園のトレーナー寮から始める…
オッス！オレ、トレーナー！担当の○×□△%#$£と一緒に夢に向かって邁進中★
ただ今日は残業に次ぐ残業。つかれたぁ
「あぁ〜〜〜、今日もつ〜か〜れ〜た〜！
今日はもう仕事なんかやめてやる！
なにやろっかな〜♪」ﾊﾅｳﾀﾌﾝﾌｰﾝ♪　ｶﾞﾝ‼︎

俺の兄はトレーナーだった
担当を持ち、チームも持ちそれなりに有名なトレーナーだった
しかも担当はかの有名な、
皇帝と謳われる七冠馬 シンボリルドルフ
女帝 エアグルーヴ
シャドーロールの怪物 ナリタブライアンの生徒会組だ
最初にシンボリルドルフと共にターフを駆け抜け、その後推薦でエアグルーヴとナリタブライアンも担当に持ちチームを結成した

日本トレーニングセンター学園、略してトレセン学園、それは優秀なウマ娘が集い、切磋琢磨し頂点を目指す学び舎。毎世代綺羅星の如き才能が現れ、世を熱狂させ、あるいは消沈させる、中高一貫、総生徒数2000余人というマンモス校である。学園と言う以上、桜の季節は出会いと別れの季節であった。
「ごめんね、トレーナーあなたにハクをつけられなかったよ」

“幼いころから嘲笑や憐憫に晒されて生きてきた”と少女は言う。
“走るときだけは良かった。今まで馬鹿にしてきた奴らにほえ面かかせてやれるから”そう言いながら彼女は握ったこぶしを見つめて笑った。
ナリタタイシン――肩まで伸ばした栗色の髪と、青い目が特徴的なトレセン学園高等部に所属する小柄な少女。

トレ　「ごめん、今理事長に呼ばれててミーティング始めるの遅れそうだ。
申し訳ないんだけどトレーナー室で少し待ってくれないか？」
グラス『わかりました。』
トレ　「できるだけすぐに戻るようにするからさ。」
グラス『焦らなくても大丈夫ですよ。
「急いてはことを仕損じる」とも言います。
私は大丈夫ですので落ち着いて行ってきてください。』

夢を見ることがある。
それはとてもとても日常的な夢。
その夢の中で出てくる少年はアニメや可愛いキャラが好きな普通の高校生で……何気ない日常を送っていた。
でもそんな時、少年はあるゲームを見つけた。
最初はバカにしていたが、やる度にどんどんハマっていき、そのゲームは少年の日常になるレベルになった。
少年は元から創作心があり、自作の小説をとある賞に出すくらいはしていた。

俺の名前は能勢 陽斗のせ はると。トレセン学園でトレーナーをしている。
だが、俺はこのトレーナー業が嫌いだ。なぜなら、異性ウマ娘と一緒に活動しなければならないからだ。
俺は、子供の頃、ある女子に虐められていた。その事がトラウマとなり、異性とはコミュニュケーションが全く取れない。
というか取りたくない。一言で言えば異性が『嫌い』だ。拒絶反応も出てしまう。

(A)同期T「そろそろか……。」
(B)同期T「あぁ。それで、『アレ』は手に入ったのか？」
(C)同期T「もちろんだ。メフカリで売ってたぞ。」
(メフカリとは、様々な人々が、物の売り買いをすることが出来る現実で言うメ〇カリのことである！)
(A)同期T「ほんっと。あいつマジで調子乗ってんだよな。特に最近は。スペシャルウィークやトウカイテイオー、メジロマックイーンなどなど……トレーナーとしては凄いと思うが……俺たちにとっちゃあ邪魔な存在だよな。」

＿＿＿＿＿＿とある平日＿＿＿＿＿＿＿
「………ふぅ…一休みするかぁ…」
『日本ウマ娘トレーニングセンター学園』通称トレセン学園で、現在俺は清掃員をしている、事情は色々あるが＿＿＿＿＿＿
「…………今はこの職に就けることに感謝しなきゃなぁ…」
とある理由でたどり着いたトレセン学園の清掃員募集と言う応募、毎日大変だがその分充実することが出来るここでなら、きっと俺は無事に暮らせるだろう。

……いつからだろうか。私が走ることが嫌いになったのは。
子供の頃は確かに走ることが好きだったはずなんだけどな。ピンと立ったふたつの耳、そして普通の人間にはない尻尾。
そして普通の人間をはるかに凌駕する脚力を2つの足で支える存在。

紫陽花の葉に容赦なく水の礫つぶてが叩きつけられる。幸いにも蕾はまだ硬く、咲く気配はまだ遠いものだ。
梅雨にしては少し早い。春と言うには少し遅い。蒸し暑さと冷たい雨が交錯する黒い雲の下で、すっかりと水に浸かった革靴が既に散った桜の花びらを踏みつける。
春先にはあれほど美しかった桜の花びらは茶色く変色し、地面に散らばっている。

どうやら俺はゆるふわ芦毛のクソかわウマ娘になっちまったらしい。
そうなりゃ、俺の夢である『ゆるふわ芦毛のクソかわウマ娘になってトレーナーを勘違いさせたい』を実行するしかあるまい。
あれ、でもトレーナーに担当してもらうにはまず選抜レースで勝たないとダメだよね。同世代にはスペちゃんやセイちゃんがいるし……。
もしかしてこの夢って……イバラの道ってコト！？

あなたは、覚えていますか。
あの馬のことを──。
「先生、原稿はどうですか」
「……意地悪しないでくれよ、見たらわかるじゃないか」
散らかった室内で、先生と呼ばれた男── 遠山寛次郎は頬を掻いた。
遠山の職業は作家で、ふだんは若年層向けの作品、所謂ライトノベルを執筆している。
ネット小説で一発大当たりしたものの、それが打ち切りになってからは鳴かず飛ばず。

やあ、僕はトレーナーだ。ポ○モンじゃない方。 今日はタキオンから呼び出しを受けている。昼休みの時間に理科室に来てくれ、と。 別に呼び出しがなくても彼女にはお弁当を毎日渡しているから昼休みには決まって理科室には行くが、わざわざ呼び出すってことはまあつまり……どういうことなんだろうか。皆目検討がつかねぇや。

トレーナー「なんでそんなもの作ったんだ…飲んじゃったぞ…」アグネスタキオン「いやぁすまないね、トレーナー君。惚れg…好感度を上げる薬を開発しようとしたら失敗しちゃってね」トレーナー「今惚れ薬って言ったろ。そんなもの開発しようとするなよ」タキオン「実はいろんな娘から頼まれていてね」トレーナー「誰だよそんなもの頼んでるの。

〜実験室〜トレーナー「なんだ？今度はマギー審司みたいな風になるのか？」タキオン「生憎そう言う感じのものでは無いんだ｡ま、飲んでみたまえ」トレーナー「わかった｡飲んでみよう」グイッタキオン「んで薬の効果なんだが｡」トレーナー「あぁ」タキオン「惚れ薬という感じでね」トレーナー「おいてめぇこの野郎」

「好感度眼鏡ならわかりますが・・・」トレーナーはアグネスタキオンの作った眼鏡を手にる。おっと、場所の説明を忘れていた。ここはトレセン学園、以上。どんなに作者がにわかでも、この説明だけで許される。読者諸賢はもう知っているからだ。これだから人気コンテンツの二次創作はやめられねえや！（書き手の屑）「その逆だよ。好かれている場合はマイナス表示がされるけどね」「ふーん・・・こういうのは嫌われ薬だと思ったんですがね」「ハーメルンだとまだ二番煎じで済むけど、Pixivでは別なんだぞ？もう何百番煎じなのもわからない・・・

タキオン｢さぁモルモット君、この薬を飲んでくれ｣タキオンは桃色の薬品を指すT｢また、か。今度はどんな効果なんだ？｣タキオン｢それは飲んでからのお楽しみさ｣飲み始めるとなんだかタキオンがニヤニヤしてる。そんなに面白い効果なのか？(ククク…アレは惚れ薬だ。飲んだらすぐに効果が出るはずだしそのままうまぴょいに

「ったく、人使いの荒い人だないや、人じゃないなウマ娘だな笑」タキオンに呼ばれ研究室に来たトレーナー田中一樹。通称田中トレーナー。(以降田中T)タキオンに呼ばれる用事とはいえば薬の被検体だろう。田中T「呼ぶだけ呼んどいていないって…」トレーナーは呆れる。田中T「おっ、あった。多分これだろ」ｺﾞｸｯガチャ

朝からなぜこうも汗をかかなくてはいけないのか。トレーナー寮と学園の中にあるトレーナー室の毎朝の通勤に、なぜこうも無駄に長い距離を歩いているんだ。どんどんと暑くなっていくような気がして上から照りつける太陽に向かって抗議の視線をぶつけてみるも、返ってくるのは痛すぎる光と熱だけだ。今はまだ6月だったはずだが

ガチャリ｢おーっす、タキオンいるかぁ？トレーナー特製弁当持ってきたぞぉー｣辺りを見回すが誰もいない｢あれ？いつもここにいるのになぁ…｣｢参ったなぁ、今日はかなり良い出来だから、その場で感想でも聞こうと思ったんだが仕方ないな…ん？｣机の上に怪しげな薬がある｢なんだこりゃ？今日飲む薬だろうか？｣

トレ「嫌われか…」トレ「まぁいい、面倒事になる前にさっさと帰るか」バン！トレ「ﾁｯ…」テイオー「ねぇ、トレーナー、契約解除して」トレ「わざわざ持ってきてくれるとは最高じゃねぇか」ｶｷｶｷトレ「ほらよ」ﾋﾟﾗルドルフ「私達とも解除してもらおうか」トレ「全員分してあるよ」ﾋﾟﾗトレ「んじゃ俺はグラブルの周回が忙しいから、ありがとな」

【トウカイテイオー】「ねえ…なんでキミなんかがまだいるの？」「ボクの夢は知ってるよね？無敗の三冠ウマ娘。その邪魔をしてるのが他でもないキミ自身だって、どうして分からないかなぁ。」「その証拠に、何なのさこのトレーニング表。こんな生温いメニューでボクの夢が達成できるなんて思ってるの？」「…は？ボクの負担を考えて？

俺はこのトレセンで3年間勤めているトレーナーだ！今日も張り切って行こう！と思っていたのだがーーーーーーーーーーーーテイオー「ねえ、契約解除しよ？」は？意味がわからない。トレーナー「どうしてだ？俺がなんかしたか？」テイオー「いや昨日ね、なんで君をトレーナーにしたのかなって思ってさ。考えたんだ。

ある日の朝、前日の仕事疲れで起きるのが遅くトレセン学園に遅刻しそうになった。正門を抜けてすぐに見覚えのある人物がいた。トレーナー「おはようスカーレット。こんな時間に登校なんて珍しいな。」彼女は優等生であり遅刻する事はなかった。そんな彼女が遅刻ギリギリで登校するのが珍しく声を掛けるとスカーレット「気安く話しかけないで。

菊花賞……ミホノブルボンさんの無敗三冠達成を阻止したライスに待っていたのは、歓声ではなくブーイングでした。 その日からです。 トレーナーさんが、お兄さまがライスにあまり会ってくれなくなったのは…… お兄さまはライスのトレーナーとして、今までトレーニングのメニューを考えたり、レースの出走登録をしてくれたり……

俺の名前は…全く思い出せないけどとりあえずここでトレーナーをやってる男だ。俺は霧の森ってところで██年閉じ込められていた。そんな変なところで長い間過ごしたのか人間離れした耐久力とあっちで培ったいろんな力が身についた。そんなある日、俺はタキオンに呼び出されたのだが…「アイツいねぇじゃん…実験多分実験させるつもりなんだろけど…」

「学園長おはようございます！」急に学園長室にトウカイテイオーが入ってきた「挨拶ッ！おはようだぞテイオー」「うん、あ、そういえばちょっとみてほしいものがあってこれなんだけど…」「承知ッ！どんなものだ？」その時衝撃が走り学園長の意識はどこかへと消えていった…目が覚めると椅子に手足を縛れ身動きができず

「お母さん！なんか紙が貼ってあるよ！私、神殿で習ったから読めるよ！ えっと……下町…の子供…たちへ。 次の…水の日？は孤児院…で…お祭り…をします。 参加…したい…女の子、男の子…は自分の名前…？を書いて、孤児院…の神官の人…？に渡して？下さい。 だって！私いく！女の子って書いてあるもん！

ねこの日、なんてあったな〜 そんなことを思いながら寝る準備をしていれば隣から、ネコノヒとはなんだ、という低い声が聞こえた。 「ねこの日はですね、2月22日、冬のある日に割り当てられた記念日みたいなものです。数字がにゃんにゃんにゃん、猫のなきごえのようにと読めるかららしいです。」 「何をする日なのだ？」 「特に何も決まっていません。」 「またそれか。」

ローゼマインとレティーツィアが私に内緒でなにかしている。もうだいぶ前からだ。 そんなのいつもの事だと言われそうだが、今回はその「いつも」とは違う。 いつもなら制止するか私に報告してくるはずの側近たちも、エーファやトゥーリも目を輝かせて完全に協力体制を敷いている。 探りも入れよう、聞き出そうとしても鍛え上げた貴族の笑みで返される。

「お母さまのお名前は『まいん』と言うのですか？」 　愛くるしい唇から飛び出した発言に、主は手にしていた茶器を落としそうになりました。 　お母上自ら読み聞かせをするのだと言って末娘のフランツェスカ様のお部屋へとお渡りになった時のこと。読み聞かせと合わせて文字の手習の進捗を確認され、その後母娘でお茶を嗜まれていたところでした。 「フランツェスカ、わたくしの名前は『ローゼマイン』ですよ？」

「あい！まいどあり！！」 「ちょっとお兄さん、この魚は…」 「奥さん、今日のおすすめはなんだい？」 「お土産用に1つ包んでくれるかい？」 「ヴィゼに合う魚ってどれだ？」 今日もここ、アレキサンドリアの市場は朝から大変な賑わいを見せている。あたしんちの魚屋も商売繁盛で嬉しいこった。

今私はものすごく混乱している。 私が実家に入るなり泣いて飛びついてきた父さんと苦笑いしている母さんとマイン、どこか焦っているような表情のフェルディ…ディーノ。そして目を丸くしている灰色の髪をした女性のお貴族様が１人。 私に続いて家に入ってきたルッツ、カミルと目を合わせてため息をつく。

_____ふふ〜んぅ。やっぱり美味しいねぇ♡ 　　　　みんな美味しそうに食べてるよ♡ 　今日の食事会のメニューは懐かしのピザに野菜たっぷりスープ、メインにお魚の塩焼き、デザートにはフルーツゼリーが用意されていた。 私が初めて孤児院長室で作ったメニューが基本となりそれにアレキサンドリアの特産であるお魚と果物を使ったゼリーでアレンジしている。

「本当ですか……！」 「あぁ、本当だ」 　わたしはフェルディナンドの言葉にぱぁっと表情を輝かせた。今更撤回しないですよね！？ と念を押したくなるけれど、多分あまりしつこく確認すると彼の気が変わってしまいかねないのでぐっと飲み込む。わたしがありがとう存じますと心からの笑顔で答えると、フェルディナンドはこめかみをトントンと叩いた。早まったか、と聞こえたような気はしたが、聞こえなかったフリだ。

ローゼマイン様とフェルディナンド様が地方に視察に向かわれました。 今回は側近のほとんどと料理人も連れての長期の日程ですので、アウブ執務室はとても静かでございます。 そう言いましても、残された文官の仕事はいくらでもあるのですけれど… 四の鐘に気付いたとき、ちょうど手元の書類仕事が一段落しましたので、昼食に食堂へ向かうことにいたします。

ランツェナーヴェ事変が片付き、領主会議にて未成年のアウブとしてローゼマインは承認された。それに伴いアーレンスバッハの地は、新生アレキサンドリアとして歩みを始めた。 　領都が新しく作り変えられ、旧アーレンスバッハの役職は刷新された。 　平民の住む下町と貴族街の境目に神殿が置かれ、神殿長としてアウブが就任したことにより、神殿は貴族が訪れることが推奨される場所になった。

　一日の執務の終わりに行うのは魔力供給である。夕食の前に、フェルディナンドのエスコートで供給の間に入り、二人で魔力供給をした。床から手を離したローゼマインは、フェルディナンドに手を差し伸べられながら問われた。

わたくしは、レティーツィア。旧アーレンスバッハの一族であり、アレキサンドリアの領主一族となりました。 　わたくしは、養父母であるアウブ・アレキサンドリアとその伴侶、フェルディナンド様にとって喜ばしい存在ではありません。 　わたくしの犯した罪は隠され、傍からみればわたくしは、ランツェナーヴェ事変の被害者と見えるでしょう。

アウブ・アレキサンドリアになって二度目の夏が過ぎようとする頃のこと。 「君の奇行についてなのだが」 「奇行とは一体何のことでしょう？」 　ある朝からしっかり暑い日の朝食後、海に出た夏の主の討伐から戻ったばかりのフェルディナンドが執務前の空き時間に盗聴防止の魔術具を差し出しながら軽く問いただしてくる

「何だこれは？」 　いつものように朝食後にローゼマインを迎えに行き、体調を診てから彼女をエスコートして執務室へと連れ立つ。なんの変化もない、いつものことだった。いつものように執務室に入り、アウブの席に彼女を座らせたまでは良かったが、エスコートで重ねた手が、どうしてか離れなくなった。 　それで、件の発言である。

俺はアシスタントディレクター。いわゆるADだ。

名前は名乗るほどのものではない。

俺は主にアイドル番組のADをしている。

当然アイドル達とすれ違ったり挨拶をかわす機会などもある。

これは、俺（脇役）とアイドル達とのちょっとした日常だ。

冬優子「あ、円香ちゃんだ～。今日現場一緒なんだ。よろしくね～♡」

芹沢あさひは、今や日本で一番有名な中学生だった。

ストレイライトとしての人気は勿論、あさひ個人としても、中学生とは思えないダンス力、ステージ上における圧倒的なカリスマで、大勢の人々を虜にしていった。

天才。バケモノ。

彼女を知った人間は皆、そう讃えたがやはりまだまだ中学生。

いくら彼女が飛び抜けた人材と言っても、それを上手く表現できる場を与える大人がいなければならない。

俺はアシスタントディレクター。いわゆるADだ。

名前は名乗るほどのものではない。

俺は主にアイドル番組のADをしている。

当然アイドル達とすれ違ったり挨拶をかわす機会などもある。

これは、俺（脇役）とアイドル達とのちょっとした日常だ。

今現在、俺はADという仕事に就いて以来、最大級のピンチを迎えていた。

はづき「じゃーん！Pさん、どうですか～？」

P「ええ！？はづきさん、なんで事務所の中で水着なんですか！？」

はづき「あ、これ、プレゼントですよ～」

P「あ、いつもありがとうございます…じゃなくて！格好！なんで！」

甘奈「Pさんとはづきさん、仲良さそうに話してるけどなんで水着なんだろ」

甜花「きっと暑いから…」

千雪「……………」

甘奈「千雪さん？なんか難しい顔して震えてるけど大丈夫？」

「いい加減にしてくんない」
ロケ現場からストレイライトの3人を車に乗せて帰る道中、窓の外を見ながらしきりにはしゃぐあさひに対し、唐突に冬優子が言った。
「冬優子ちゃん？ どうしたっすか？」
あさひの問いかけに、冬優子は何も答えない。
「あ……アハハ、今日キツかったもんね〜。マジで疲れてる系？」
その後も愛依とあさひがチラホラと喋っていたが、ついに冬優子が口を開くことはなく、俺は車内のどこかに流れる冷たい空気と、そして少しだけ不服そうなあさひの表情を感じていた。

シャニマスSS

はづき「いや〜お仕事疲れましたね〜」

シャニP「そうですね〜」

はづき「そういえば、この前甘奈ちゃんと事務所で2人きりになりましてね」

P「ほう」

はづき「2人で話してたんですけど」

P「ふむ」

はづき「いやぁ甘奈ちゃん可愛いな〜って改めて思いましてね」

ｶﾞﾁｬ

摩美々「お疲れ様でーす」

シャニP（以下P）「…………」

摩美々（あれ、気づいてないみたい……）

P「～♪」

摩美々（……ふふー。担当アイドルそっちのけでスマホ弄ってるんだから、驚かされても文句は言えないよねー）

摩美々「……」ｿﾛｰﾘ

雛菜「おはようございま〜……」

あさひ「あ、雛菜ちゃん！」

雛菜「わ～、あさひちゃんだ〜！ おはようございます〜♡」

あさひ「大変なんすよ雛菜ちゃん！ 冬優子ちゃんと円香ちゃんが……」

冬優子「……円香ちゃん、プロデューサーさんが困ってるよ？（どうしてあんたまでこいつにお弁当作って持ってきてるのよ、樋口円香ぁぁあああぁ！！）」ﾋﾟｷﾋﾟｷ

ノクチルP「自分、ノクチルの子たちと上手くやれる気がしなくて・・・」
（以下、ノクP）

アルストロメリアP「おいおい、のっけから悲観的だなぁ」
（以下、メリP）

ノクP「す、すいません・・・」

メリP「で、ノクチルメンバーの子と上手くやれてないって？君が？」

ノクP「えっと、は、はい・・・自分、上手くコミュニケーションが取れてなさそうで・・・」

──

円香（色がキレイだったから。陳列が丁寧だったから。装飾が好みだったから）

円香（表紙の女の子が少し透に似ていたから──）

円香（色々と理由はあったんだと思う）

円香（とにかく私は、たまたま寄った本屋でたまたま見かけた漫画本を買ったのだ）

円香（その漫画が、百合漫画だとも知らずに）

ちぎ・る 【契る】
① 固く約束する。
② 将来を誓う。特に、夫婦の約束をする。
③ 男女が肉体関係をもつ。夫婦の交わりをする。

『世界で一番幸せだと思っていた自分へ

元気？

今のうちはきっと 』

自分のことを導いてくれた人。
自分のことを支えてくれた人。

樹里「果穂ぉぉぉお！逃げろぉぉお！」

智代子「誤解だから！誤解だから！」

樹里「チョコに犯されるぞぉぉぉお！」

智代子「やめて！果穂にそんな言葉教えないで！」

樹里「お前が言うな！」

智代子「ご、誤解なんだよ！チョコだけに！」

夏葉「何もかかっていないのだけれど…」

樹里「ほう、誤解なんだな？」

智代子「そうそう！誤解なの！」

カタカタカタ…………。

P「ふぅ……そろそろ休憩入れるか……」

円香「……………………」ｽｯ

P「……ん？」

円香「……コーヒー淹れたので、良かったら」

P「……あぁ！ありがとう、嬉しいよ」

円香「……大袈裟すぎ、私のついでですから」

冬優子(………………………………へぇ)

P「…………あー、やっぱり円香の入れてくれるコーヒーは美味いなぁ……」ｽﾞｽﾞ……

円香「…………はいはい」

真乃「ほわっ！？ダ、ダマすって……」

はづき「いえ……皆さんが売れて来てまして、ここのプロダクションが注目されたのを機会に、テレビ局の方から」

結華「なるほど、モニタリ○グやドッキリみたいなもんか」

摩美々「それならさんせー」

はづき「あはは……」

某日深夜
283プロ所属のアイドルたちは不思議な体験をした。

全員が同じタイミングで同じ夢を見たのだ。

内容は至極単純。
プロデューサーが別の女性と婚約をするというものである。

だが、あまりのリアリティとプロデューサーの幸せそうな笑顔が脳裏に焼き付いて離れなかった。

それは純粋無垢な果穂やあさひをもモヤモヤさせ、甜花は2度寝が出来なかった程の威力だった。。。

P『円香、さよならだ』

P『今まで迷惑かけたな』

P『俺、プロデューサー辞めるよ』

P『皆んなを見てたらさ、俺のやりたいことが見つかったんだ』

P『俺……俺さ……』

P『ヒップホップで食っていくよ』

P『じゃあな……円香』

ーーーーーーーー ーーーーーー ーーー ーー ー

円香（…………）

円香（何…今の夢……）

円香（バカバカしい……こんな夢を見るなんてどうかしてる……）

円香（あのミスター不純物も、わざわざ人の夢にまで……）

円香（………）

283プロダクション

社長「・・・どうしてそういう事を言うんだ、お前は？」

P「もう、もう、俺じゃ無理です、俺じゃ彼女達をプロデュースできません！！」OTL

社長「落ち着け！！、何で辞表なんか出す、別にお前変なことしてないだろ」

P「無理です、俺じゃ、俺じゃ、もう・・・（泣き）」グスッ

社長「分かった、分かったから、落ち着いてソファーに座って話そう、な？」

P「グスッ、うっ、す、すみません・・・（泣き）」グスッ

社長（マジで何があったんだこいつに・・・）

数分後

P「・・・すみません、情けない所見せて」ズーン

社長「本当だよ、にしても何があった、お前がそんなに弱気になるとは、言ってみろ？」

P「・・・はい、まぁ、説明すると長くなるのですが」

社長「いいから、言いたいことすべて吐き出せ」

P「・・・俺の担当の一つにアルストロメリアがありますよね」

社長「そうだな、それがどうした？」ズズッ（コーヒー飲む）

P「毎日毎日なんで俺はこんなことしてるんだ。もう何が正しいのかわからない……。くそっ…」

P「俺は一体何をしているんだ…………誰か教えてくれよ…」

円香「……」

P「ま、円香……」

円香「なんですか？」

P「まさか。い……今の、聞いてたか？」

円香「なんの話か全くわかりませんが。それよりレッスン室の鍵を貸してください」

P「……そうか。わかったよ。今日も頑張ってな」

円香「では失礼します」

仕事を辞めた。
もともとW.I.N.G.というシビアな競争の世界に強いプレッシャーを感じていたこともあったが、とどめとなったのはおそらく先日まで担当していたアイドルのキツい言葉による精神の不調だと思われる。

なんというか、マジでずばずば言ってくる子なのだ。

一人の人間にあそこまで敵意をむき出しにされることは、まあ普通に生きていればなかなかないだろう。少なくとも俺には初めての体験で、彼女とどう接していくべきか最後まで正解が分からなかった。

「あははは！それはやりすぎですって！」

「いやいや、これぐらいやらないと盛り上がりませんよ！」

「いいぞ、君！もっとハジけたまえ！今夜は無礼講だ！」

「……」

こんばんは。三峰結華です。

283プロダクションにアイドルとしてスカウトされてから、早いもので2年が経過しました。

三峰も既に成人済み。

今夜はプロデューサーに、はづきちさん。
それと社長の三人で久しぶりに飲みに行くことになったんだけど…

樋口円香にドッキリを仕掛けたい。

──バカなことをしてる自覚はある。でも、いつもクールな表情を崩さない彼女の驚く顔を見たいという好奇心を抑えられない。 怒られることを覚悟に次の日、決行することにした。
P「円香」

円香「何ですか急に。これからレッスンなんですけど」

P「本当に真面目だな。・・・その気合いっぷりを見れば俺も安心して離れられるよ」

円香「……？…なにを言って…」

ファン感謝祭で恋鐘は緊張していた。アンティーカのファンの人達に、アンティーカのつながりを見せよう。そう思っていた。

ライブは大成功だった。多くのファンが熱狂する最高のステージだった。恋鐘は今回は必死に練習したおかげもあり、全くミスもなく終わらせることができた。他のメンバーもとても喜んでいた。アンティーカは最高のメンバーだ。

「……本当に、ふゆがアイドルになれると思いますか？」

初めて出会ったとき、黛冬優子はそう言った。
そして、そんな彼女は本日付けで283プロダクションを退所することになった。
彼女を失い、独りで退所の手続きを進めるこの事務所はどこか薄ら寒い。気のせいなんかじゃない。彼女1人分の熱がこの事務所から失われたのだ。

「いい加減にしてくんない」
ロケ現場からストレイライトの3人を車に乗せて帰る道中、窓の外を見ながらしきりにはしゃぐあさひに対し、唐突に冬優子が言った。
「冬優子ちゃん？ どうしたっすか？」
あさひの問いかけに、冬優子は何も答えない。
「あ……アハハ、今日キツかったもんね〜。マジで疲れてる系？」
その後も愛依とあさひがチラホラと喋っていたが、ついに冬優子が口を開くことはなく、俺は車内のどこかに流れる冷たい空気と、そして少しだけ不服そうなあさひの表情を感じていた。

芹沢あさひは、今や日本で一番有名な中学生だった。

ストレイライトとしての人気は勿論、あさひ個人としても、中学生とは思えないダンス力、ステージ上における圧倒的なカリスマで、大勢の人々を虜にしていった。

天才。バケモノ。

彼女を知った人間は皆、そう讃えたがやはりまだまだ中学生。

いくら彼女が飛び抜けた人材と言っても、それを上手く表現できる場を与える大人がいなければならない。

ノクチル。

それは、283プロダクションより発表された、4人組アイドルユニットの名だ。

誰よりも透明で、綺麗で。

彼女達のパフォーマンスは老若男女、誰もを魅了した。

そのノクチルが、本日のラストライブをもって4年の活動に幕を下ろした。

ラストライブの会場は日本有数の大規模ドームであったにも関わらず、満員御礼。

更に会場の外にはその空気感だけでも味わおうと、多くの人が押し寄せた。

まさに大団円といった様子で彼女らの“ノクチル”としての活動は終えた。

「…俺、プロデューサー辞めようと思うんだ」

こちらに背中を向けたまま彼はポツリとつぶやくように私に告げた。

「………そうですか。」

ようやく捻り出した答えは、あまりにも素朴であまりにも冷酷だった。

聞きたいこと、言いたいこと、色々あったが、声に出せなかった。出したくなかったのかもしれない。『もし自分のせいだったら』怖くてしれ以上は声にならなかった。

あれから1週間が経った。事務所を辞めた後はアイドルたちメールや電話が届いたがそれらを全て変えてからは何も届かなくなった。辞めた直後は円香に対する罪悪感と憎悪が入り乱れた感情があったが今ではどうでも良くなっている。あの件がなくても俺は事務所を辞めていただろうから。

この1週間は本当に堕落した生活を過ごしている。あれだけ忙しかった日々から解放された反動から昼間に起き、ゲームと飯を食って深夜に寝る。大学生かっていう平日だった。そして今日は貯蓄していた食料がなくなったのでスーパーに買い出しに出ている。幸いにしてプロデューサー時代の給料とそれまでの貯蓄のおかげで今はニート生活を過ごせている。しかしこれからはそうもいかない。早く新しい職を見つけなければならない。

円香「は？貴方、自分が何を言っているか…」

P「突然言ったことは謝る。だけどもう無理だ。社長にも話して後任も仮だけど決まっている。詳しい話は明日、社長からあると思う」

円香「……そうですか。今までお世話になりました」

P「……ああ」スッ

円香「まさか言いたいことはそれだけなんですか？」

P「……」

円香「理由は何ですか……」

P「……」

円香「答えて……」

P「それはお前がっ…………っっ！！」

円香「……！！」ビクッ

は？
なんの冗談ですか？
…………本気？
ふざけないで、あなたの身勝手な行動でどれだけの人に迷惑がかかるのかぐらい分かってますよね。今入ってる仕事は誰が引き継ぐんですか？あなたが担当しているアイドルはどうするんですか？浅倉や雛菜、小糸も。それに＿＿
……最悪。もういいです、ありがとうございました。

これはラブライブ2期12話屋上に上がってから、少ししたあとの話である
部室
凛「ねぇ〜やっぱせっかく学校に泊まるんだから肝試しくらいしよ？」

希「！！やんな！やろやろ！」

真姫「わたしは別にどっちでもいいけど…」

ことり「ことりは穂乃果ちゃんがやるって言うならやるけど？穂乃果ちゃん？」

俺は物心ついた時から幽霊や妖など、人に見えないものが見えていた。

家が代々とある祠を護る家系にあるせいなのだろう。

周りから見る俺は少し違っていたようだ。違っていたというのは、他でもないこの右眼が原因だ。

俺は生まれつき左眼が黒、右眼が紅のオッドアイで髪の色は闇のような黒色。

この右眼を気味悪いと思う人もいるようで、小学生の頃は石を投げられたりすることもあった。

【○月10日月曜日】(夜)

穂乃果です！

自分の日記なのに自己紹介しちゃいます！いぇい！

昨日にこちゃんから明晰夢ってゆーのを教えて貰ったよ！

起きてすぐ書かなくちゃいけないらしいけど、にこちゃんに「寝起きのアンタが日記なんて書けるの？」

なんて言われた！ひっどいよね〜

にこ「みんなでキャンプに行くわよ！」

希「突然どうしたの、にこっち」

にこ「毎日毎日練習と受験勉強……。逃げれば拘束からのワシワシ……。正直私はつかれたわ！　よって、休息することを要求するわ！」

真姫「この前合宿したじゃない。それじゃあだめなの？」

花陽「海にも行ったよね」

凛「花火大会にもお祭にも行ったニャ」

私は絢瀬絵里、今は大学を卒業してそこそこ…っていうほどでもないけど一般企業に就職して仕事をしているわ。
まだ新人だから覚えることもやることも多く、毎日終電ギリギリまで残業をしてるの。
その日はいつもより残業が長引き終電で帰ることになったんだけど…

「はぁ…今日も疲れたなぁ…」

ため息交じりに呟くと私はうとうとと浅い眠りについた。

希「お、みんな集まってるな」

にこ「遅いわよ希、あんたが呼びだしたんじゃない」

真姫「そうよ、私はそんなに暇じゃないんだからね」

希「まあ、そういわんと」

穂乃果「でもけっこう急な召集だったね」

海未「ええ、見せたいものがあると聞きましたが」

希「そうなんよ、じゃあ早速……」

かつて「μ’s」というスクールアイドルグループがあった事を覚えている人はいるだろうか？

μ’sとは今から十数年前に廃校となった国立音ノ木坂学院にて活躍したスクールアイドルである。

当時、音ノ木坂学院は入学志望者数の減少による生徒不足が原因により、廃校か否かの岐路に立たされていた。

廃校を阻止するために為に、

花陽「……え？」

花陽(炎天下での練習の合間、日陰でくつろいで気が抜けていたのか、私は唐突に切り出された話題に驚いてしまいました)

花陽(あまりにもびっくりして手に持ってたおにぎりを落としそうに…あぶないあぶない)

花陽「もう、驚かさないでよ」

凛「あはは…かよちんは本当におにぎりが好きなんだね」

ﾊﾞｧﾝ!

花陽「た、大変です！！」

穂乃果「花陽ちゃん？」

凛「そんなに慌ててどうしたの？」

花陽「え、えっと……その……と、とにかくこれを見てください！！」

希「携帯電話がどうかしたん？」

花陽「け、携帯ではなく……これです！」

真姫「メール……？」

穂「ラブライブも終わって絵里ちゃんたちが卒業するまであと三日か・・」
海「そうですね、あの三人がいなくなると寂しくなりますね。」
ことり「うん、皆でこの部室に集まれるのも後三日だけだね。。」ガッ
にこ「あんたたち！遅いわよ！！」
絵里「さあ、皆そろったわね。屋上に行きましょうか」
凛「あれ？なにか外が騒がしくないかにゃ？」

それは、高校に入学して数日がたった、ある日出来事でした。

桜が咲き誇り、街には新たな雰囲気を纏った風が流れる４月。

中学生という、国から義務として通わされた学校から、自ら学ぶことを決めた学校、高校へと進学をした私。

家業を次ぐことを考えたら、別段進学したことは珍しくない。むしろ当たり前だ。

にこ「今日も暑いわねー・・」

穂乃果「そうだねー・・」

にこ「今日はもう練習休みでいいんじゃない？」

穂乃果「う～・・」

絵里「そうね・・たまには一日休みも悪くないわ」

にこ「ていうか・・なんでこの部室クーラーついてないのよ！」

凛「部費で買えないの？」

海未「そんなお金ないです・・」

ーーー痛いっ!ーーー痛いよ!ーーーちゃ…ーーー

ー

ーーーー止めなさい!ことり…!ーーー

ーーごめん…凛…ことりちゃんのこと…ーーー

ー　　　　　　　　　　　　　　　　ーいやっ来ないで!希だけは絶対…いや!!!ーー

ーーーウチ…幸せ…♪ーーー

夜の太平洋。

月に照らされた海上を、海上自衛隊の哨戒艇「いそうみ」は走っていた。

「えらく静かなもんだな」

その艦長が、ぼんやりと艦長室の窓から太平洋を眺めながらそうつぶやく。

何処までも続く海洋は、永遠に続くのではないかと思われるほどの広大さだ。

「ええ、全くです」

「故障？」

「嘘でしょ？こんなところで…動きなさいよ！」

それはうちと真姫ちゃんが温泉旅行に行った帰り道でのこと

「なによここ….」

「真姫ちゃん、見て！これ」

「これは….」

この話はうちと真姫ちゃんが不思議な体験をした話の記録である